今WBC盛り上がってますね。侍ジャパン見事準決勝進出。
3/21の準決勝今から楽しみです。
野球に詳しくない方も大谷翔平選手は知ってますよね。
投手として打者として二刀流でアメリカで大活躍中です。
いかにして大谷翔平選手は、これだけのプレイヤーになれたのか?
その原点が高校1年生の頃に作った目標達成シートに秘密があります。
大谷翔平選手の目標達成シートとは
その目標達成シートがこちら👇
こちらの目標達成シートは9×9の81マスで構成されており
別名マンダラチャートと呼ばれています。
まず大元となる目標を明確にし、それを達成するための
具体的な項目を可視化したフレームワークです。
マンダラチャートのベースは、仏教の考え方や教えを表現した「曼荼羅」です。
規則性を持って複数の偶像を配置した曼荼羅では、すべての偶像が相互に影響しあって
1つの世界を形成していることを表現しています。
マンダラチャート書き方
マンダラチャートの書き方は、まずは3×3の9マスを用意し
その中央に目標や夢、成し遂げたいことなどを一つ書き込みます。
ここでは「運」を上げる要素で見て行きましょう。
続いて周囲の8マスに、目標を達成するために必要な要素を記入します。
運で言えば以下の8つになります。
・あいさつ
・ゴミ拾い
・部屋掃除
・道具を大切に扱う
・審判さんへの態度
・プラス思考
・応援される人間になる
・本を読む
さらにこの8つの要素を得るために必要な行動目標をそれぞれ8つずつ記入すれば完成です。
こうして細分化された81の目標をクリアしていけば
自然と中央の大きな目標の達成に繋がっていきます。
マンダラチャート作成時の注意点
大谷翔平選手はこのマンダラチャートを作成する際に注意した点として
なるべく具体的に、少し高い目標を書き込むようにしたと話しています。
「具体的に、少し高い目標」こちら大事な部分になりますね。
マンダラチャート作成にあたり注意したい点が2点あります。
①目標と目的の違いを理解しておく
目標と目的は混同されがちですが
こちらをしっかりと理解しておきましょう。
目標:目的を達成するために必要な「目印」を設定する
目的:最終的に到達したいゴール
ようするに「目的」という最終地点に到達するための過程に必要なのが「目標」です。
この際に注意しないといけないのが必ず目的から設定することです。
なぜかと言うと目的から設定せず目標から設定してしまうと
何のために行うのかの目的がブレてしまいます。
なので必ず目的から設定しましょう。
②目標を設定する意味について把握する
なぜ目標を設定する必要があるのか?
それは人がモチベーションを維持するためには、目標設定が非常に重要だからです。
たとえば業務上必要な資格を取得する際
・自分のキャリアアップやスキルアップの目標をもって挑戦する
・目標はないけど周囲に言われたから挑戦する
2つを比較した際、どちらの達成感や満足度が高いかは簡単に想像出来ますよね。
目標がないと、途中で「どうして取り組んでいるのか」分からなくなり
最終的に達成したい目的まで到達できずに終わることになりかねないからです。
マンダラチャート作成時さらに注意点
こちらのマンダラチャートを作成する際は以下の4点に注意して作成しましょう。
①適切な目標を設定する
先程、大谷翔平選手が目標達成シートを作成した際
少し高い目標を書き込んだとお話しましたが
あまりにも高すぎる目標は挫折の原因になるからです。
人は目標を達成することで成功体験を積み重ね、大きな自信につなげていきます。
そのため、あまりに高い目標を達成すると、成功体験が得られず
結果としてモチベーションが下がってしまう恐れがあるのです。
なので目標を設定する際は客観的に自分をみて設定していきましょう。
②期限を設定する
目標達成シートを作成する際は、すべての目標に期限を設定しましょう。
目標にタイムリミットを設けることで効率が意識され、計画性を持って業務に取り組めます。
期限を決めておかないと「時間に余裕ができたら」「今取り組んでいる業務が終了したら」と
どんどん後回しになり、結果として目標を達成できなくなります。
③まずはすべてのマスを埋めてみる
マンダラチャートでは9×9の81マスを使用しますが
マスの合計数は81でなくても問題ありません。
中央の目的から派生するテーマがいくつも出てきた場合は
マスを増やして掘り下げてみましょう。
しかし81より少なくなることは避けたほうがよいです。
なぜならマスを埋めるための要素を考えること自体が
新しい発想を生み出すチャンスでもあるからです。
どうしても出てこない場合は、一旦別の要素に視点を変えてみましょう。
④実行できるよう意識する
マンダラチャートに限らず、目標管理は目標の設定がゴールではありません。
あくまでも実現が目的です。マンダラチャートを作成したら
作成した状況に満足せず実際の行動に移してみましょう。
マンダラチャートの振り返りを日々の日課として習慣化すれば
目標にどれだけ近づけたかの進捗が分かり、モチベーションアップにもつなげられます。
まとめ
今回の記事では大谷翔平選手の目標達成シートについて書きました。
現在バリバリメジャーリーグで活躍している大谷翔平選手
高校1年生の頃に書いた目標達成シートが土台となり
今の活躍を支えているんですね。
みなさんも、それぞれ描いている未来があると思います。
その未来を実現させるために目標達成シート活用して行きたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。